◎原油高の今後2005/08/04up
去年からいっこうに上昇を止めない原油価格・・・。
ちょうど去年の秋ごろにアナリスト達は雑誌で、
「この原油高は一時的なもの。いずれ1バレル40ドル前後で落ち着くだろう・・・。」
な〜んて格好良く述べてたけど、完全にはずれてます。
決してアナリスト達の見解を馬鹿にしているわけではないです。
どんなに優秀なアナリストでも、そりゃテロとかの非常・緊急事故まで予想して今後の原油価格を予想できるわけがない!!
私はアナリストとほぼ同じように1バレル50ドル前後で停滞すると思っていました。(アナリストと同じではずれてます^^;)
それでも、原油価格はゆっくりと上昇していくと思ってました。
これまでは中国の原油需要が原油価格の押し上げに大きく貢献していたのだが、今後はインド、ブラジル、ロシアといった次に控えるものたちへとバトンが渡されます。
このあたりの国が大きく経済成長を続ければ、現在の中国と同じように原油需要が高まります。また微々たるものかもしれませんが自動車が売れていき、原油価格の上昇に少なからずつながっていくという単純な予想を立ててますが、こういう微々たるものが怖い。
「市場は間違うものだ!!」
哲学家として尊敬しているジョージ・ソロスの言葉ですが、原油価格に関しては、一回バブル並みに上昇してもらわないと落ち着きそうにないように思います。
原油取引している人達にとっては、些細な出来事でもそれを材料にして原油を吊り上げていくから、市場は間違った方向へと進むのだと思います。
原油価格がどこまで伸びていくのか?
はっきりとした値段はもちろん予想できないけれど、一回バブル並みに高騰していくのは確かだと思います。
それと日本は原油を一番効率よく使ってる国ですから、どえらいダメージを受けないと思ってます。(むしろ日本のそういった技術を他国に売り込むべきだ!・・・なんて思ったりもします^^)
※原油高を考えると、トヨタの車はまだまだ外国でシェアを伸ばしていきそうです。(トヨタの車もガソリンを効率よく使ってるからね。)トヨタはどこまで伸びていくのだろうか?
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