外資はもうすでにM&A銘柄を仕込み済み? byぺぺ
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M&A銘柄狙い>どんな銘柄?


M&A(買収されやすい)銘柄とはどんな銘柄なのか?

ライブドアがニッポン放送を狙った理由から考えてみます。

ライブドアがニッポン放送を狙った理由とは?
まずは買収騒動前のニッポン放送の状態について説明していきます。

ニッポン放送(4660)
時価総額 
1964億円(株価5990円)
PBR    約1.1倍
買収費用 約
982億円

※買収前の状態はこんな感じです。(ライブドアが800億円のMSCBを発行したのは買収費用が単純計算で1000億円近くかかると踏んだからです。実際は時間外取引でもう少し安く買ってます。)



次にニッポン放送の資産に注目します。

ニッポン放送(平成16年3月31日現在)               (単位:億円)
連結貸借対照表
流動資産     850億円    流動負債     446億円
有形固定資産  192億円 固定負債     164億円
無形固定資産   17億円 株主資本    1761億円
投資その他の資産 1345億円
資産合計    2406億円 負債合計    2406億円

投資その他の資産に注目します。
1345億円と、資産の半分以上です。

この1345億円の理由はフジテレビの株を保持しているからです。

ライブドアが目につけたのはまさにここ!!

莫大な金融資産をニッポン放送が持っていて、
ニッポン放送の株式の過半数を取得すれば、その金融資産は自分たちのものになる。フジテレビを事実上、支配下に組み入れることができるようになる。

※ライブドアがニッポン放送の株式・過半数獲得に乗り出したのは以上の理由が主であると思われる、この場合、当然フジテレビは反抗的な態度をとります。ニッポン放送の株の買取合戦がライブとフジの間で行われるからという予想でニッポン放送の株価は8800円までいきました。


日本では特にニッポン放送のような金融資産持ち(有価証券など)の会社がそこそこあり、そういうところに目をつけた外資や国内機関投資家に買われています。

現在、そういったM&A銘柄を、外資や機関投資家はすでに仕込み済みと考えられ(管理人の推理では、現在、提灯つける寸前まできていると思います。)、あとは増配させて株価を上昇させるor
TOBをかけて株価を上昇させる、株価が上昇してきたらある程度売り抜ける、そしてミッション完了!!
(事例としてはソトーやユシロ化学工業が有名、最近ではプリヴェチューリッヒ企業再生グループがこの手法を使って儲けてました^^; もちろん同社はそういう手法を否定してましたけど。

現在(2005/6)はこういった状況だと捉えています。(本当のところ、どうなるかはもちろん分からないですが・・・・、大阪証券取引所に圧力をかけた村上ファンドなんかを見ると「ボチボチ始まったかな」と思います。)



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