◎株式会社はどうやってできた?
株式会社とはそもそもどうしてできたのか?
それはさかのぼること17世紀のヨーロッパ、このころヨーロッパの人々はアジア地方に貿易のため、ちょくちょくアフリカ大陸を大回りしては繰り出していました。
お目当てのものはコショウ。
肉を喰らうヨーロッパの人々にとってコショウは肉の大切な保存料として重宝されていたのです。
当時アジアにしかコショウはなかったので金持ちの商人が航海費用をだしてはアジアへと船を送り込んでいたのです。
初めは金持ち商人だけでした。
なんといっても一隻船を送り込むのにものすごい人件費と船代がかかるのです。それにもし途中で海賊に襲われたり、また嵐で船が沈んだりすると大金が一瞬で飛んでいきます。
金持ち商人でもこれでは・・・・( ̄[] ̄;)!困ります
なんとか少ないお金で航海させる方法はないだろうか?
人々は思いつきました。
「そうだっ!みんなで少しずつお金を出しあおう(株)!
それで無事航海できたらお金を分け合おう(配当金)!」
そんなわけでみんなで少しずつお金を出しあって船を航海させることに成功!
この方法で東インド会社という世界初の株式会社が出来ました。
たとえ船が沈んでも、襲われようとも少ないお金の損失ですみます。
☆株式会社とは大きな事業をするためにみんなからお金を集め
るためのしくみ・・・でもあって会社が損害を受けずにお金を集
めるしくみでもある。
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